(66)フィッツジェラルドの初恋の大金持ちのお嬢さんの事
・・・前回から続く・・・
フィッツジェラルド と Ginevra は、ギャツビーと デイジーのように 冬に出会いました。
(恋の季節ではないですね。)
ふたりは 恋に落ちて、 2年間 文通をするなどして 交際しました。
フィッツジェラルドは、裕福な階層の出身でしたが、父親が事業に失敗したため、
経済的には、 Ginevra の 裕福さ と 釣り合いのとれる身分ではなかったようです。
おそらく、 フィッツジェラルドは、Ginevra の父親から
「貧乏な男が金持ちの娘との結婚を考えるもんじゃない」
Poor boys shouldn't think of marrying rich girls.
と言われたことがあるようです。
その後、
2人の交際はだんだんと 離れていき、1917年、交際が終わりました。
Ginevra は、 その後 シカゴの若い大金持ちの男性と 婚約し、結婚しました。
Ginevra の結婚式は、現地の 新聞などに ”これほど美しい花嫁は見たことが無い”と
タイトルされて 報じられました。
まるで、トムとデイジーのようですね。
それらの 報道や写真を フィッツジェラルドは 切り抜いて スクラップしていました。
ギャツビーも、デイジーの記事を切り抜いて保管してましたね。
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- つづく------
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